2013/08/15

補足4: 空間テンス~FAhAの全貌

10章でFAhA、すなわち空間テンスの基本的なものをやりましたが、右、前、左、そこ、くらいしかやってませんでしたね。ここでは一気に(!)全部やってしまいましょう!
FAhAはFAhA1~FAhA4まであります。順番に見て行きましょう。

■FAhA1
FAhA1は方向の基本中の基本、方角です。

東 : du'a
西 : vu'a
南 : ne'u
北 : be'a

どぅはヴはねふべは…と100回くらい繰り返せば覚えれるでしょう!


■FAhA2 

さて、イラストの通り、FAhA2には7つの語があります。
前に後ろに右左、上見て下見て一回転!ですね。
順番に、ca'uにti'aにri'uとzu'a、 ga'u見て ni'a見て ru'u!

ca'u - ti'a : 前 - 後ろ
ri'u - zu'a : 右 - 左
ga'u - ni'a : 上 - 下
ru'u : 周り

さくっと覚えてしまいましょう!


■FAhA3
さて、FAhA3には6語あります。


カラフル!(.u'i) それぞれの意味を確認しましょう。
bu'u : ちょうどその地点
ne'a : 周囲、辺り
ne'i : その内部
re'o : その隣接/接触したところ
te'e : 境界線
pa'o : 通過/通り過ぎたところ

まあなんてことはないですね?


■FAhA4


これが一番イラストが書きにくかったです。
多分、イラストだけでは「・・・?」だと思うので、これだけはしっかり訳をみてください!

fa'a : ~を方向として
to'o : ~から離れて/~の向こうで
ze'o : ~よりも外側へ/~から遠ざかって
zo'i : ~よりも内奥へ/~から近づいて
zo'a : ~に近接して/通りがかって

fa'aは英語のforを想像すればいいと思います。
to'oは単純に「離れたところ」です。
ze'oとzo'iはオレンジの点線を基準に離れるか、近づくか、という意味でイラストには書きました。
zo'aは「通りがかり」です。 zo'a rinsa で「すれ違いざまに挨拶する」となります。


と、まあこんな感じです。たった22語で、どんな場所も表せるのですから、ちょろいもんですね!

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